2025年6月9日、DBICはスイスIMDとの連携のもと、エグゼクティブラウンドテーブル「AI時代のエグゼクティブ育成」を電通デジタル本社にて開催しました。
本イベントでは、デジタル戦略と組織変革の第一人者であるIMDのMisiek Piskorski教授を講師に迎え、AI・生成AIの進展が経営判断やリーダーシップに与える影響について、約20名のDBIC会員企業の経営層と共に議論を深めました。
Piskorski教授は、「AIを活用するには、経営者自身が"学び方"を再構築する必要がある」と強調。特に、AIのアウトプットの多くが、膨大なコーパス(文脈データ)と強化学習によって導き出される点を挙げ、経営者はその背景にある構造と限界を理解するべきだと語りました。
参加者との対話では、欧州・アジアの最新事例をもとに、より実践的かつ組織横断的な知の交換が行われました。
本ラウンドテーブルは、DBICとIMDがこれまで共催してきた各種のプログラムに続く連携施策であり、特定テーマに対して少人数・短時間で本質を掘り下げる対話の場として設計されました。
従来のセミナー形式とは異なり、参加者同士の視点を交差させながら、経営人材の学びと進化を促進する機会となりました。
DBICは今後も、IMDとの連携を通じて、AI・デジタル・組織開発といった多角的な視点から、次世代エグゼクティブ育成と企業変革を支援する場づくりを継続してまいります。
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